裁判員制度

今年2月に宮城県石巻市で起きた殺傷事件の件に関して先日行われた裁判員制度で被告の少年(未成年)に初めて死刑判決が下されたそうですね。
事件内容を考えれば当然の結果と言えるかもしれませんが、日本は全体的に加害者に対して甘い国であるため、少年が起こした殺人事件に限ってはこれまで加害者に対して死刑判決が下されたことは一度もありませんでした。
例を挙げると綾瀬のコンクリ事件や名古屋アベック殺人事件、酒鬼薔薇事件など今回の事件とは比べ物にならないほど凶悪な事件でも加害者に対して下された判決は随分と甘いものだったと記憶しております。
上記の事件当時に裁判員制度があれば加害者に対しては文句なしで死刑判決が下されていたでしょう。


裁判員制度にはまだ参加したことがありませんし、具体的にどのような流れで行われるのかも分かりませんが、裁判員に選ばれた一般の方々は加害者がいくら他人とはいえ、判決を出すのに随分と悩んだことだと思います。*1
万が一、自分が裁判員に選ばれてしまったら加害者を前に自分の思うような判決が出せるかどうか正直不安ですね。
事件なんてそうそう起きるものではありませんし、裁判員に選ばれる確率も限りなく0に近いと思いますが、出来ることなら死ぬまで参加したくないというのが自分の正直な気持ちです。

*1:中には加害者に同情し、涙を流した人もいたとか